
増水した流れ(木曽にて)
何年も前から異常気象と言われているが、毎年異常だとこれが普通になってしまうのじゃないか。
崩れようとするバランスを、地球は取ろうとしているだけなのじゃないか。
バランスを崩したのは誰だろう。そしてこの瞬間もそんな危ういバランスを崩し続けているのは。
暑ければエアコンを使い、車に乗り、山に穿たれたトンネルと舗装された道にありがたみを感じる。
それは私だ。
無常な自然は、車も乗らずにただ田畑を耕していただけの人の生活ですら一瞬で奪ってしまう。

雨が降り続く松本。庭の石畳がすっかり濡れて、よい色になっている。
長野県の殆どの地域に大雨洪水警報が出て、ひどい災害となってしまった所もある。
諏訪に用があって行かなければならなかったが塩尻峠も崩れた部分が片側通行で、諏訪へ向かうほうがひどい渋滞。あちらこちらの道を土砂が塞ぎ、陸の孤島寸前の場所も。
こんなとき本当に信州は山国だと実感する。
子どもが学校から持ち帰ってきた立体白地図(とてもおもしろい)を見ると、険しい山と山の間を流れる川沿いに幹線道路が走っている。
山を貫いたトンネルさえ、その入り口まで行けなければ山の向こうへ出ることもできない。
いつまでもたっても前に進まない広い二車線の峠道、向かう先に連絡をして改めることにし、Uターンをして帰ってきた。

水鉢に落ちる循環式の水口(なんチャッテ筧)に使った朽ちた木。なんの木だろうな~とっても硬い木だ。
美味しいところを虫かキノコが食べたのか、ちょうどいい塩梅に中が空洞になっていたので、塩ビ管を通して筧もどきを作ってもらった。
職人さんが竹垣のついでにちょこちょこっと作ってくれたミニチュアの柄杓は、子どもたちの良い遊び道具。ちゃんと水もすくえる。
孔雀シダが茂ってしまっているけれど、もったいなくってなかなかハサミを入れられない。

印刷会社の仕事を始めてから、お盆はずっと仕事(泣)しかも当面の土日は子どものイベントがあって、もうこの連休しか山へ行けない。
…というのに雨、しかも小雨ではなく時々ざんざん振り。
カッパ着て根性でデジ一カメラを出す。上にタオルを乗っけて…
まるでハサミで真っ白な紙をちょきちょきしたようなヤマアジサイ。山道の土手に茂っていた。
きれいだなぁ。