今日のごはん  p12

もったいないドーナツ

なんだこれ。と言わないで…ドーナツである。

昔から母は、天ぷらやフライで残った衣(水溶きの小麦粉)を、「もったいない」と言って砂糖を加え、油で揚げて「ドーナツ」にしていた。溶き卵も入っているので材料はまさにドーナツだが、なんとなく塩コショウ味が利いていたりしてそれがまた、懐かしいお袋の味である。

晩御飯がトンカツだったりしたら、チャレンジ精神で、試しに作ってみてください。
セブンイレブンもミスタードーナツも無かった子供の頃の私にとっては、とても楽しみな「おまけのごちそう」だったんです。


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田作り

お正月の料理というと、思い出すのがこの「田作り」。
私は作ったことがない。これは↑実家の母の田作りだ。

子供のころ、正月休みで豆炭コタツでゴロゴロしようともぐりこむと、足にかさっと何かがあたる。覗き込むと、ぷうんと香ばしい匂いがした。新聞紙にくるんだゴマメだ。

母にその話をすると、「そんなこともあったかねえ。」
「今はどうやってるだ?」と聞くと「オーブンさ。」なるほど。

口に運ぶとカリッ、さくっとしていてほのかに苦い。からめた砂糖も甘すぎずちょうど良い。

子供のころは決して好きではなかった味だが、このところ「おいしい」と思うようになったから、不思議なものだ。


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ちくわのぐるぐる巻き

私は、呑むのが好きだ。両親ともに晩酌をするような家庭で育ったし、親戚が寄ると必ず宴会だった。物心つく前から宴会に同席し(同じ年頃のいとこがたくさんいた)、「おおい、おめえもちょこっとなめてみるか〜」などど赤い顔をした叔父にイッパイ薦められたりしているうちに味をしめてしまったらしい(もう時効、ということで。でも一昔前はみな、そんなもんだった気がする)。
そんな私の友人も、なぜか酒好きが多く、親友(悪友?)の一人Cは小学生の頃、善○寺の和尚とサシで酒を酌み交わしたという伝説を持つツワモノだ(彼女の両親が言うのだから、本当だろう)。
…それはともかく、そんな私はクリスマスなど、子供の前で堂々と呑めるときはあまり料理に手をかけないことにしている。なのであまり普段の晩御飯と変わりない。
だってさっさと並べて、呑みはじめたいではないか。

クリスマスのおかずは毎年鳥の足のオーブン焼き。

これは、私の思い出の味で、子供の頃クリスマスに、母が鳥の足を近くの鶏肉屋で買ってきて味付けし、オーブンで焼いてくれたのが忘れられず、クリスマス=鳥の足を焼いたもの…という固定観念ができてしまったのだ。遺伝したのか、子供も大好物だ(年に一度、というところがミソなのかも)。
ものぐさな私は毎年、味付けされた鳥の足を買ってきて焼くだけ。しかしやはり懐かしい母の味とは違うので(なんだか妙に甘かったりする)、来年こそ生を漬けて焼くぞ!…と思いながら今年も結局、既製品だ。
皿一枚で済むように(何って、洗い物が。)主食のスパゲッティを少々(ケーキも食べなきゃいけないから、少し)と水菜のサラダを乗せて出来上がり。

スープはたまねぎを炒めてクリームコーンの缶詰を入れ、牛乳で伸ばして塩コショウをして終わり。生のパセリが採れなくなったので、乾燥パセリを振る。
あとは、棒状に切ったニンジン、大根、きゅうり、セロリに味噌マヨネーズを添え、普段は食べたくても我慢(高いから)しているサラミを盛大に切り(笑)、そしてポピュラーなちくわのぐるぐる巻きを作る。

これは、かまぼこで作ったほうがおいしいが、ちくわだと見た目が面白い。はさんであるのはスライスチーズと海苔。縦に切れ目を入れて開いたちくわにチーズと海苔をはさんで細巻き寿司のようにぐるぐる巻き、楊枝を挿して切るだけ。
大人はわさびを仕込んでもおいしい。ちくわは一袋百円で売っている。5本全部作るとかなりの量ができる。
さて、座ってゆっくり呑むぞ!私にはサンタさんはもう来ないから、せめてお酒で盛り上がろう!


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クリスマス・ケーキを作るぞ!

例年クリスマスは、既製品のスポンジを買ってきてデコレーションだけしていたが、今年はなぜかその気になったので土台から作ることにした。
実家に電話をかけ「ねえ、私が高校生の時使ってた丸いケーキの金型、どこしまった?(私、実は高校生の頃ケーキ「だけ」は凝りまくり、プロ級とまで言われた事があるのである)」と聞くが、そんなもん、どこを探してもないぞ!と言われてしまった。そうだよなあ、もう20ン年も前だしなあ…。
しかしクリスマスケーキはやはり、丸いデコレーションでなければ…(こだわり)。
そこで、苦肉の策。オーブンの天板で平らに焼いた生地を帯状に切り、ぐるぐる巻き土台を作ることにした。

少し膨らみが足りないけれど、ちょうどよい甘さの(既製品の土台はどうも甘すぎる)生地に、久しぶりながら自己満足。あら熱が少し取れたところに、ラム酒を少々塗っておく。
適当にイチゴのスライスと生クリームをはさみながら、ぐるぐるとスポンジを巻いて、周りだけクリームを塗ったところで飾りつけ担当の娘にバトンタッチ。

おいおい!これ、正面にしたところ、つなぎ目のある(本当は裏にしたかった)ところじゃんか!こら…
ま、ウチの娘の脳みそならそんなもんだ、「気がつかない」をポジティブに言い換えて「気にしない」。

作り物の飾りは、捨てるのがもったいなくて毎年リサイクルしている。
なので、今年はやたらヒイラギの葉っぱがたくさんあり、ホンモノは使わなかった(庭から切ってきて飾るのも、楽しいのだけど)。

切ってみたら隙間がいっぱいだが、手作りなのでそれもご愛嬌。
ケーキづくりは20ン年振りなので、まあこんなもんでしょう。見た目はともかく、食べておいしければ大成功(実際、おいしかった)。


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バクハツクリームコロッケ

バクハツしてます👆

私がぜったい作らない、じゃない作れないもののひとつ、クリームコロッケ。
先日おみやげに、大入りのクリームコロッケを戴いた。うわぁ~これ作れないから、嬉しい。
…ただ、問題がある。例えそれが冷凍でも、クリームコロッケをうまく揚げた例しがないのだ。3個あげたら2個は、バクハツしてしまうのだ……。
温度を低くすればいいのか?…あ、出ちゃった…。
では最初から高温で…ありゃ…また出ちゃった!
なのであわやバクハツ、と言う寸前で油から揚げ、オーブンに入れて焼いてみたら、うっかり時間を忘れ(というか焼きすぎて、笑)結局バクハツ。

中身をかき集め、無事なものを子供の皿に盛る。めったに出てこない洋食メニューに娘は大喜び。
見た目はすさまじいが、とてもおいしかった。


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じこぼう鍋焼きうどん

料理がめんどうくさくなると、冷凍してある材料に頼ってしまうのは私だけではないはず…しかし冷凍してある材料が「じこぼう」(+豚バラ細切れ肉)だと、手抜きでも、わが家にとっては最高の晩御飯になる。

夜なべが続いた仕事のときは、毎日晩御飯がめんどうだ。そんなとき、この冷凍のじこぼうを使うと、ただの煮込みうどんがごちそうになる。
大事に取っておかなくちゃ、と思いつつも、ついつい使ってしまい、残りはもうわずかになってしまった。来年の秋まで食べられないのに…!まだ冬も終わってないのに!

その時の元気によって中に入る野菜の種類と量は変動する。最悪肉が無くても、葱と卵とじこぼうだけでもイケる…とにかく、豚汁のような好みの鍋の具のようなものに冷凍ジコボウと冷凍うどんを入れて煮るだけ。うどんに火が通ったらできあがり。早い、安い、洗い物が少ない、ものすごくあったまる(じこぼうをいれると汁にぬめりが出て、なかなか冷めないのだ)と冬の(手抜き)料理にはいいことづくめ。
うどんが入ってるのかって?
↓ちゃんと入ってます。


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アジの刺身とつみれ

ツルヤで「刺身OK」のアジが安く売っていたのでつい、買ってしまった。
さて、どうする。アジを刺身にしたことなんて、ないぞ?
しかし我が家、刺身なんて高級なものを買ってくるなんてことはまず、ないし…それに先日実家から、20年以上錆びついていた柳刃包丁をもらってきて、かつそれを研いだからには、使ってみたい!

以前から(戴きものの)魚の3枚おろしがうまくできないのを包丁のせいにしていたが、これならば…と意気込んでやってみたけれどやっぱりうまくいかなかった。

でも、腹骨は前よりもきれいにそげた。しかしこの包丁の、長い刃をどう扱っていいのかわからない。扱いに慣れるほどこれから刺身を食べるとは思えないんだよな……。まあ、いいか。

という訳で、もったいない部分がまた(笑)大量に出てしまったので、それと小骨も一緒に葱を入れ包丁でたたいて、つみれを作ってみた。

つみれ汁にしてみたけど、なかなかおつな味。見た目は置いておいて、(自己)満足の夕飯だった。
そしてやはりこれだけ手間をかけても、食べるのは「あっ」という間、なんだよね~…。


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