ある日飯田の友人から「釣れたよ~。住所教えて」と電話が。
そして送られて来たのは、鮎、である。…それにしてもウッヒョ~、まるまると太った鮎がいっぱい入ってるヨ~!超う!れ!し!い!

そこで早速「俺も鮎食いたい。」と言っていた奈川のSちゃんに半分転送。
それでもパッと見て私には数えられないくらいあるぞ(笑)
さぁ~て、今日は鮎づくしだ!

やっぱりなんと言っても、塩焼きだよねぇ。豪華に二本、いっぺんに食べちゃうぞ。夏らしいランチョンマット(って手ぬぐいだけどね)を敷いて見たりしてちょいと気分を出して食べよう。

って、支度に大騒ぎしても食べるのは数分なんだよね。

さて次は、この間釣具屋さんで作り方を聞いてきた鮎ご飯。じっくりと焼いた鮎を米と一緒に土鍋で炊きこんじゃう。はみ出てるところがナイスでしょ!

ウヒャ〜、良い匂い!

今回初めて作ってみた鮎ご飯だけど、そりゃもう、最高に美味しかった。さて、もいっちょ、鮎料理は続きます。

ムスメは二度目の参加、サイトウ・キネン・フェスティバルパレードのゴール地点・松本城本丸庭園である。

アルプちゃんが「熱中症になりそうです」と言って途中退場するくらい、やっぱり暑い夏の日。
しかし今年のムスメは、去年よりも一回り小さなチューバを肩にひょいと担ぎ、余裕綽綽で行進だ。
ノリノリで金管バンド部を楽しんでいたムスメ、記念撮影までもとっても楽しそう。

最後まで持つかと(笑)心配していた去年が懐かしい。
今年は小澤征爾さんも指揮をとってくださって、感激もひとしおである。お天気にも恵まれ、ダイナミックな雲と青空に松本城の白黒のコントラストが美しい。
小学校最後の夏の、良い思い出のヒトコマになってくれるに違いない。

所用があって久々に飯田へ行き、通り道の釣具屋さんに顔を出したら、鮎釣りに行くと言う釣り人たちがカウンター前に置かれた椅子に座って談笑していた。「天龍の鮎って美味しいんですってね〜。そういえばここ数年、鮎は食べてないなぁ、生簀のでも良いから買って帰ろうかな(本気)」なんて言ってたらMさんが
「釣れたらあげますよ」だって!!是非、釣って!!!お願いします。

…て、ことでこのまま帰れない私、まあいいや夕方までに帰れれば、とギャラリーになって応援に。

オミヤゲがかかっているんで、見ているほうも手に汗を握っちゃうんである。そして、この天龍川にドブンと浸かっての鮎釣りが、見ているだけでも、とってもエキサーイティング!!
水量が多くて流れが強い天龍、鮎がかかると並大抵じゃない引きが味わえるのだそうだ。腰、じゃなくて胸、と言わず首まで川に浸かって竿を握り締めるMさん。

お見事、ピカピカの鮎をいただきました。嬉しい〜!
まずは美しい魚体をじっくりと鑑賞。鮎って本当にきれいな魚!
そして「きゅうり」の香りを楽しみ、いつ見てもオバQそっくりの口にひとしきり笑ってから、調理に入る。

もちろん塩焼きでしょ!ちょいと乾かして、じっくり焼いて、頭から丸かじり。
あ〜〜〜〜〜〜、鮎の香り。
今年も、夏が来ました。

これが最後のぼんぼんか、と思うとやっぱり感慨深いものがある。
今時のムスメたちは唄もカセットテープに唄ってもらって、タラタラと町内を歩いているのであるが、大人になってこの夏の行事を振り返ったときなんて言うんだろう。
「楽しかった」と言えたら良いな、と思う。

小学生の夏休みのイベント、『一人一研究』。
「今年も魚にしようよ~」と誘っていたんだけど、採れちゃったクロカワムシのスケッチをひぃひぃ言いながらしていたムスメは「もういい。」
そこで今年も「おかーちゃんが面白そうって思う題材なら手伝ってやる。」
…と言っていたら、これ↓になった。

サポナリア(サボンソウ/ソープワート)町内の堤防道路にて(子供が撮影)。
と、いうことで、最後のテーマは「身近な植物と外来植物」。

これはガーデニングに人気の、丈夫なヨーロッパ原産・ナデシコ科の宿根草。ハーブとして使われる場合もあり、色んな場所に植えられている。
がっしりとした根で、大株になっていて、タネも沢山つけている。
どんどん蔓延りそうな雰囲気である。この河原にもあちこちに株が茂っていた。
オオキンケイギクが槍玉に挙げられているが、ヒメイワダレソウとかこのソープワートとかはどうなんだろう?
どう見ても、他の植物を席捲してしまいそうな勢いなんだけどな。
同じナデシコ科だし、今じゃ滅多に河原で見られないカワラナデシコなんかがまだ残っている場所にこのソープワートが進出したら、在来のナデシコは新種の外来ナデシコ(科)に駆逐されてしまうんじゃないだろうか。
・・・てことを説明しながらいつの間にか私のほうが、一生懸命カメラを向けているのであった。毎度毎度、誰の研究なんだかね(笑)。

堤防ではオオオキンケイギクもきれいに咲いて、種を沢山つけていた。

サボンソウ:Saponaria officinalis L.
Y-List(米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名-学名インデックス」)

川べりには水車小屋。
草が茂る土手。
流れの中には魚の影が…と、こんな景色がここ日本で見られたのはいつごろまでだったろう。
黒澤明の映画「夢」の舞台になったここは、穂高のわさび農場の一角だ。

©TAKASHI MARUYAMA
大好きだった叔父が自費出版した絵本『水車小屋』には、彼のふるさと・新村にかつてあった水車が描かれている。
── 丸さんの絵日記 No5 「水車小屋」より
秋の 午後
よく澄んだ 青空の日が、つづきます。
近所に、大きな水車のある家が ありました。
長い年月、水を吸って 黒く重たくなった 水車が
ゆっくり ゆっくり やっとこさ まわっています。
石臼が、ときどき 音をたてて ふるえます。
「いたみがひどくて、今年いっぱいってとこかな」
そこのおじいさんは、言ってました。
水車にも、寿命があります。
木がもろくなって、修理が出来ません。
今は、稲刈りの 真っ最中です。
おばあさんは、家に残って オコヒル(お3時)の準備と、水車番です。 ──

©TAKASHI MARUYAMA
村内には共同の水車小屋もあり、水車は鋼鉄製で「小型で高速回転でパワーがあった」。それは戦争中に国に献納され、戦後村は水車を作れないまま小屋は朽ち、そして取り壊された…と、ある。
鉄製の水車はさぞかし村人に重宝されただろうが、水車と言ったら、風情があるのはやはり、木製だ。
そしてこんな木製の水車は観光地か蕎麦屋さんのディスプレイにしか見られなくなった。この水車もまた、映画のために作られたものだ。

©TAKASHI MARUYAMA
その映画「夢」の中で、笠智衆(りゅうちしゅう)さん扮する村の古老がこの水車の横に座り、穏やかに、訥々とこう語る。
『人間は 便利なものに弱い。
便利なものほど いいものだと思って 本当にいいものを捨ててしまう。
近頃の人間は 自分達も自然の一部だということを忘れている。
人間に一番大切なのは いい空気や自然な水 それをつくりだす木や草なのに。
汚された空気や水は 人間の心まで汚してしまう。』

小屋の横に植えられた西洋アジサイが花盛りだった。
川面に葉先を浮かべる水草には、ハグロトンボが羽を休めていた。

今年も釣り師Sさん@八王子からイサキがいっぱい送られてきました!

早速エラとワタを抜いて下ごしらえ。

やっぱり刺身だよねぇ~。脂が乗って、う~~~ん、旨い。

塩焼きも脂がジュ~~ッと染み出して、これまた旨い!

今年も子供のリクエストにお応えして刺身の残りをマヨネーズ焼きにした。
ああ、お酒が美味しい。カンパイ!海の無い長野県に居ながらにして、旬の、釣りたてのイサキが今年も食べられる贅沢、幸せです。